12 月の安全運転のポイント 2021 年 12 月号
車内が整理整頓されていないと、運転中に物が床に落下したり、フロントガラスに物が映って視界 が妨げられることがあります。また、灯火類やガラス、ミラーの汚れは視界を悪化させ、危険の発見 を遅らせることがあります。そこで今回は、車内の整理整頓や車両の清掃を取り上げるとともに、冬 季に向けた車両点検のポイントをまとめてみました。
車内の整理整頓
★座席
座席の上に物を置いていると、走行中に物が床に落ちることがあります。特に、ペットボトルや缶類は床 に転がりやすく、ブレーキペダルとの間に挟まって、 ペダルが踏めなくなることがあります。座席に物を置 くときは、収納ボックスなどを活用して落下しないよ うな措置をとっておきましょう。
★ダッシュボード
ダッシュボードの上に書類などを置いていると、フロントガラスに書類などが映り込んで前方の視界が悪 くなります。また、ブレーキを踏んだときに書類など が落ちそうになり、あわてて手で押さえようとしてハ ンドルをとられて誤操作を招いたり、視線が前方から それてしまい脇見運転になるなど、危険な状態を生じ させます。ダッシュボードの上には物を置かないよう にしましょう。
★リアウインドウ付近
リアウインドウ付近にぬいぐるみなどを並べて置いておくと、後方の視界が悪くなり、後続車の動向が把 握しにくくなったり、バックするときに危険の発見が 遅れて事故を起こす要因となります。リアウインドウ 付近には視界を妨げる物を置かないようにしましょう。
★トランク内
トランク内に、当分使用しない時期的な物品など不 要な荷物が置かれていないかチェックし、該当する物 は運び出しましょう。あわせて、時期的に必要な物(冬 季であればタイヤチェーンなど)が装備されているか もチェックしておきましょう。
★下車するとき
運転を終えて下車するときは、不要な物が車内に残っていないか車内を見渡してみましょう。特に床につ いては、ペットボトルなど放置されていないかチェッ クし、放置されているときは、後回しにせずその場で 片付ける習慣をつけましょう。
灯火類やガラス・ミラーの清掃
ヘッドライトやブレーキランプなどの灯火類が汚れていると、ヘッドライトを点灯しても十分な明るさが得られなかったり、ブレーキの点灯を後続車が気づくのが遅れるなど、交通の危険を生じさせるおそれがあります。
また、ガラスやミラーの汚れは後方や側方の視界を悪化させ、危険の発見を遅らせるおそれがあります。
灯火類に汚れはないか、ガラスやミラーに汚れや曇りがないかをチェックし、汚れや曇りをしっかり拭き取っておきましょう。
冬季に向けた車両の点検
★タイヤの残り溝
冬季は、路面凍結や積雪などによりスリップ事故が多発しますが、タイヤの溝が摩耗していると、スリップする危険性が非常に高まります。夏用タイヤ、冬用タイヤにかかわらず、タイヤの溝の深さを点検し、スリップサインが現れていたり劣化しているタイヤは危
険ですので、交換する必要があります。
★スタッドレスタイヤやチェーン
冬季の走行に備えて、スタッドレスタイヤやチェーンの状況を確認し、余裕を持って降雪に備えましょう。
★バッテリーやエンジンオイルなど
バッテリーやエンジンオイルなどは、気温が低下すると性能が低下することがあります。走行する地域の気候に適合した点検やメンテナンスが大切です。
・バッテリーは、比重が下がることがありますから、 液量や比重などを点検しましょう。
・エンジンオイルは、量だけでなく粘度を点検しましょう。
・冷却水やウオッシャー液は、濃度が薄いと凍結する
おそれがありますから、濃度を点検しましょう。
車内が整理整頓されていないと、運転中に物が床に落下したり、フロントガラスに物が映って視界 が妨げられることがあります。また、灯火類やガラス、ミラーの汚れは視界を悪化させ、危険の発見 を遅らせることがあります。そこで今回は、車内の整理整頓や車両の清掃を取り上げるとともに、冬 季に向けた車両点検のポイントをまとめてみました。
車内の整理整頓
★座席
座席の上に物を置いていると、走行中に物が床に落ちることがあります。特に、ペットボトルや缶類は床 に転がりやすく、ブレーキペダルとの間に挟まって、 ペダルが踏めなくなることがあります。座席に物を置 くときは、収納ボックスなどを活用して落下しないよ うな措置をとっておきましょう。
★ダッシュボード
ダッシュボードの上に書類などを置いていると、フロントガラスに書類などが映り込んで前方の視界が悪 くなります。また、ブレーキを踏んだときに書類など が落ちそうになり、あわてて手で押さえようとしてハ ンドルをとられて誤操作を招いたり、視線が前方から それてしまい脇見運転になるなど、危険な状態を生じ させます。ダッシュボードの上には物を置かないよう にしましょう。
★リアウインドウ付近
リアウインドウ付近にぬいぐるみなどを並べて置いておくと、後方の視界が悪くなり、後続車の動向が把 握しにくくなったり、バックするときに危険の発見が 遅れて事故を起こす要因となります。リアウインドウ 付近には視界を妨げる物を置かないようにしましょう。
★トランク内
トランク内に、当分使用しない時期的な物品など不 要な荷物が置かれていないかチェックし、該当する物 は運び出しましょう。あわせて、時期的に必要な物(冬 季であればタイヤチェーンなど)が装備されているか もチェックしておきましょう。
★下車するとき
運転を終えて下車するときは、不要な物が車内に残っていないか車内を見渡してみましょう。特に床につ いては、ペットボトルなど放置されていないかチェッ クし、放置されているときは、後回しにせずその場で 片付ける習慣をつけましょう。
灯火類やガラス・ミラーの清掃
ヘッドライトやブレーキランプなどの灯火類が汚れていると、ヘッドライトを点灯しても十分な明るさが得られなかったり、ブレーキの点灯を後続車が気づくのが遅れるなど、交通の危険を生じさせるおそれがあります。
また、ガラスやミラーの汚れは後方や側方の視界を悪化させ、危険の発見を遅らせるおそれがあります。
灯火類に汚れはないか、ガラスやミラーに汚れや曇りがないかをチェックし、汚れや曇りをしっかり拭き取っておきましょう。
冬季に向けた車両の点検
★タイヤの残り溝
冬季は、路面凍結や積雪などによりスリップ事故が多発しますが、タイヤの溝が摩耗していると、スリップする危険性が非常に高まります。夏用タイヤ、冬用タイヤにかかわらず、タイヤの溝の深さを点検し、スリップサインが現れていたり劣化しているタイヤは危
険ですので、交換する必要があります。
★スタッドレスタイヤやチェーン
冬季の走行に備えて、スタッドレスタイヤやチェーンの状況を確認し、余裕を持って降雪に備えましょう。
★バッテリーやエンジンオイルなど
バッテリーやエンジンオイルなどは、気温が低下すると性能が低下することがあります。走行する地域の気候に適合した点検やメンテナンスが大切です。
・バッテリーは、比重が下がることがありますから、 液量や比重などを点検しましょう。
・エンジンオイルは、量だけでなく粘度を点検しましょう。
・冷却水やウオッシャー液は、濃度が薄いと凍結する
おそれがありますから、濃度を点検しましょう。