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家庭内事故とは?

「家庭内事故」という言葉を聞いたことがありますか?
言葉の通り、家庭内で発生する事故のことで、乳幼児や高齢者の被害が後を絶ちません。
ケガや骨折をしてしまうだけではなく、死亡事故も多く、
交通事故の死亡者数2,839名(令和2年、年間死者数)2,636名(令和3年、年間死者数)に対し、
家庭内事故の死亡者数は13,708名(令和2年、年間死者数)と圧倒的に多くなっています。
それくらい、身近に潜む危険が数多くあるのです。
出典:令和3年中の死者数
出典:人口動態調査 家庭における主な不慮の事故による死因別に見た調査 2020年
家庭内事故は傷害保険の補償対象

傷害保険に加入されている方もいらっしゃるかと思いますが、
「家庭内事故」も傷害保険で補償されます。
傷害保険で定義されている「ケガ」とは、
「急激かつ偶然な外来の事故」によって引き起こされたものです。

急激=突発的に起こる。突然のこと。
偶然=たまたま発生したこと。「原因が偶然起きた」「結果が偶然起きた」
「原因・結果ともに偶然である」のいずれかに該当する。
外来=ケガの原因が身体の外からの作用によること。

例えば、ある日「突然」たまたまその瞬間に「偶然」階段から落ちて
「外来」である床に腰を打ち付けて骨折した。

骨折は、特にご高齢の方にとって、その後の生活の質をも左右する大変なケガになり得ます。
長期入院になることもあり、出費がかさんでしまうこともあります。

また、入院にまで至らなくても、ケガをすれば通院をする可能性があります。
そんな時に入院のみならず、通院や手術についても補償の対象となる保険に加入されていると、
それらの給付金を通院時のタクシー代や治療費の自己負担分、
付き添いの家族の方の交通費や雑費に充てることが可能
となり、
治療に専念することができるようになります。
高齢の方だけでなく、まだ1人では入院・通院ができない小さなお子さまをお持ちのご家族にも、
万一の備えとして活用できるでしょう。



家庭内事故の回避方法は、ちょっとしたひと工夫で対策できることがたくさんあります。
しかし、どれだけ対策を講じても事故をゼロにすることはできません。
ある日突然起こりうるのが「事故」だからです。
家庭内の対策を行ったうえで、万一のために傷害保険も検討してみてはいかがでしょうか。

尚、骨折などのケガが引き金となって、要介護状態になってしまうような場合に、
要介護認定によって介護の給付金や年金が下りる保険も各保険会社で販売しています。
ご家庭に合った不安へ備えるため、ぜひ保険代理店を活用することをおすすめいたします。

野村 仁美