ご相談、保険診断、お見積りは無料!社会保障制度(自賠責・社会保険・労災・雇用保険)を踏まえ、経験を持ったプロが親切丁寧にご案内いたします。個人はもちろん法人の皆様には、事業支援チームを結成し責任をもってお役に立って参ります。

「家庭内事故」という言葉を聞いたことがありますか? 1 の続きです。

溺死
溺死と聞くと、浴室を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
ご想像の通り、溺れる事故が多いのは浴室であり、
すでに気を付けていらっしゃるかと思いますが、お子さまと一緒に入浴される際には、
目を離さないようにしましょう。
ただ、盲点もあります。「溺れる」と聞いた時、
どれくらいの水量を想像しますか?お風呂やプールのように全身がつかるくらいでしょうか。
実は、バケツや洗濯機などに溜まった、わずか10㎝の深さの水でも溺れる恐れがある、と言われています。
掃除の後のバケツや、雨水の溜まりやすい場所などもチェックしてみましょう。


やけど
小さなお子さまがいらっしゃるお宅では、
キッチン内にはお子さまが入らないような対策をされている方も多いのではないでしょうか。
家庭内事故の発生が最も多いのはキッチンですので、
やけど対策だけでなく、家庭内事故の対策としてもとても大切です。
ただ、キッチンから一歩出たところでのやけど対策はいかがでしょうか。
人の集まるリビングなどに置かれた電気ケトルやポットの転倒や転落の危険はなさそうでしょうか。
ダイニングテーブルではテーブルクロスやテーブルマットを使用する方もいらっしゃいますが、
お子さまがテーブルクロスを引っ張り、熱いスープを被ってしまった、という事故も発生しています。
また、見落とされがちなものとして、炊飯器の蒸気があります。
目にはっきりと見えない蒸気は熱い思いをして初めて存在に気が付くこともあるので、
置く場所に注意していきたいものの1つと言えます。



家庭内事故の回避方法は、

ちょっとしたひと工夫で対策できることがたくさんあります。

しかし、どれだけ対策を講じても事故をゼロにすることはできません。

ある日突然起こりうるのが「事故」だからです。

家庭内の対策を行ったうえで、万一のために傷害保険も検討してみてはいかがでしょうか。

野村仁美