ご相談、保険診断、お見積りは無料!社会保障制度(自賠責・社会保険・労災・雇用保険)を踏まえ、経験を持ったプロが親切丁寧にご案内いたします。個人はもちろん法人の皆様には、事業支援チームを結成し責任をもってお役に立って参ります。

色彩学から学ぶ、色と事故の関係


安全な車のボディカラーとは?


ボディカラーによる事故率ランキングは?


ボディカラーによる事故率ランキング
1位青色25%
2位緑色20%
3位黒色17%
4位茶色12%
5位シルバー8%

予想していなかったカラーなのではないでしょうか?

ランキングを見ると青、緑、黒の車の事故率がほかの色よりも高いですが

どうして色によって事故率に違いが生まれてしまうのでしょうか。

その理由は「目のレンズの仕組み」にあります。

目がピントを合わせるとき、水晶体と呼ばれる部分がカメラのレンズのような役割をします。

自律神経によって水晶体の周りの筋肉を締めたり緩めたりして水晶体の厚さを調節することでピントを合わせることができるのです。

そんな私たちの目は「色を見るとき」も水晶体の厚みを変えています!

人間の目は光の波長を感じ取って色を認識しています。

色が違う=光の波長の長さが違う ということになります。

実は、色の波長の長さによってもピントが異なります

色を認識するとき、波長が長いほど水晶体を厚く短いほど薄くする仕組みです。

例としては「赤色では実際より近くを見る状態」、「青色では実際より遠くを見る状態」になっているんです!

こういった目の仕組みが色による事故率の差につながっているんです。

赤やオレンジ、黄色は実際よりも近く見えるので、ぶつけられにくいということになります。

ちなみに夜間でも見やすい白色やシルバーなども事故率が少ない傾向があります。


池ヶ谷美能留